記録的大雪
2014/02/24
まさか２週続けてあんな大雪の週末を迎えるとは誰も思わなかったでしょう。世の名に色んな影響がでましたが、幸い私自身は寒い思いをしたくらいですみました。
最初の雪の日は土曜日の朝方から本格的な降りになりました。その雪の中、仕事関係で大橋にて合う約束があり、10時半ころ出て山手通りを大橋まで歩きました。そろそろ雪が積り始めた歩道を傘をさして慎重に歩いて大橋に到着。慎重に歩いたのでかなりの時間を費やしました。11時ころから喫茶店にて始まった打ち合わせはあっという間に終了し、12時前には帰宅となります。店を出ると降り方はだんだんと強くなってきた感じです。
変わり者の私は、こんな雪の日にここまで来たのだからと無謀にも大橋の天空公園を覘いてみました。屋上に行くためにエレベーターに乗ると凍結注意の張り紙が。
エレベータを天空公園まで上がると、本当に御苦労さまです、係りの方が雪かきを始めるところでした。「足元、滑らないように注意してください」と声をかけられ、少し申し訳ない気持ちを感じながら雪の公園を見物です。
降り始めて何時間も経過している訳ではないのにもう一面の雪。屋上というのは雪が解けないので積もるのが本当に早い。
張り紙にあるように天空公園は全体的にスロープになっているので滑らないようにゆっくりと歩いてひと回りします。
普段は広く遠方まで見渡せるこの公園ですが、この日の天気では回りの景色は西も東もほとんど見えません。
冷たいし、ここにいること自体が少し不謹慎な気持ちにもなって10分ほどで公園を出ることにしました。
エレベーターを地上まで降りるとオーパス広場では中学生か高校生が楽しそうにはしゃいでいます。お休みの日にこの雪、何人かで顔を合わせていたのなら、はしゃぐのは当然。私もはしゃぐくらいの元気があれば同じように飛び回ったはず。もっとも今の私がそんなはしゃぎ方をしたら怪我しちゃう可能性大ですが。
すぐ隣の目黒川の桜の木も雪化粧。ちょっと綺麗だけど見た目にも寒い。
帰りは行きよりも困難な山手通り。10時半の時よりも確実に積雪が多くなっている。
もう物見をしている場合じゃないと急いで帰宅。何事もなく帰れました。
この土曜日、この後これ以上の大振りが夜まで続き町の景色は凄いことになりました。夕方から出かける予定があった私は夜10時くらいの帰宅になりました。その時の様子に比べれば、この写真の状況はまだまだ序の口でした。
この雪、都内では45年ぶりの積雪ということでしたが、同じ状況がわずか６日後におこるのですから驚きです。今度は金曜の明け方から雪が降り出して、前のより週より１日くらい早い始まりです。平日ですから影響は大きいと、この日は午前中の内に仕事での外出は済ませるべく早めに動いたのですが、予想よりも本降りになるのには時間がかかり、帰宅となった午後２時くらいではまだ普通に歩けるくらいでした。明るいうちは交通機関にも大きな影響はありませんでした。ところが、この日の雪は日が暮れてからが本番で、被害状況は報道された通りです。
この２回目の雪は１回目の雪よりも湿った重たい雪でした。雪から雨に変わりつつあった土曜日の午前４時ころ様子をうかがいにちょっと家の外へ。この時はオリンピックで羽生選手が金メダルをとった直後。徹夜でテレビをみていてテンションが上がっていた私は新聞配達の人しか見かけられない夜明け前にウロウロ。蛇崩れ緑道までくるとビックリ。桜の枝が悲惨な状態に。
重さに耐えきれず地面すれすれまで垂れ下がって折れる寸前です。この前の雪よりぜんぜん重いんだと痛感。これでは歩道も車道も通行に支障をきたしかねない状況。近所をちょっと歩いただけでこんな場面に出会うのだから、この日、色んなところで皆さん大変な朝を迎えたのでしょうね。
この蛇崩れ緑道の桜の枝はさっそく取り払われたようです。
切り落とされた枝は幹と言えるような太いものを含めけっこうな量でした。この枝たちも、あと１ヵ月半もすれば見事な花をつけたはず、可哀そう、そしてもったいない。ここの桜は見事なんです。
この雪の後、町の様々な場所で雪の重さで折れてしまった枝が伐採されたり、まだ処理されずにダラリと垂れ下がっているという状況に遭遇しました。東京のいろんな梅や桜の名所でも同じようなことが起こったのでしょうね。
