雨あがりに円融寺
2014/05/15
予定もなく過ごす連休は仕事で出歩く平日と比べて運動不足になってしまいます。そんな意識で子供の日の朝、不安定な天気で折りたたみ傘を持参してのお散歩です。運動不足解消のためですから少々遠出です。特に目的のなく歩数を稼ぐことを意識して碑文谷まで。途中、強い雨が二度ほどあり、傘をさしたり、たたんだり。一時間ほどふらついて、以前にものぞいたことがある、円融寺に立ち寄りました。円融寺は23区内で最古の木造建造物があることで有名です。
あがったばかりの雨で山門から続く石畳みが濡れていいちょっと雰囲気です。
石畳みは仁王門に続きます。1559年作とある仁王像が硝子越しに拝めます。
仁王門に向かって右側に鐘つき堂。仁王門も鐘つき堂も屋根が四方に跳ねあがった形が特徴的。鐘は1643年に鋳造とあります。
仁王門から姿をのぞめる建物が23区最古の木造建造物の釈迦堂です。
門をくぐって釈迦堂にお参り。
案内板によれば室町時代初期に建造。寺のはじまりは853年までさかのぼるという古刹。碑文谷の住宅街に何気なく、大変な歴史が存在しています。案内板の説明には釈迦堂は国指定重要文化財、梵鐘は国重要美術品、仁王門は区指定文化財とあります。国の指定、重要美術品、区指定などの意味は専門家ではないのでわかりません。
釈迦堂の後ろには阿弥陀堂。この時期はつつじの花がその前を飾っています。
濃いピンクのものからほぼ白い花まで。同じ時期に違う色の花が咲いてくれると変化があっていいですね。つつじの花も雨上がりは艶っぽく感じます。