受給できなくなる助成金
2011/03/18
平成23年3月31日にて終了してしまう助成金がいくつかあります。
まず、介護事業所に支給されていた助成金のなかで、介護基盤人材確保等助成金と介護未経験者確保等助成金です。
前助成金は介護分野において新サービスの提供等を始めるにあたり、サービス提供に従事した経験や知識、資格等を有する重要な人材を雇用した場合に受給できるものです。
後助成金は逆に介護事業には未経験の方を雇用した場合に受給できるものです。そのような助成金ですが、この3月いっぱいで終了してしまいます。(PDF資料参考)
介護基盤人材確保等助成金に関しては、条件さえクリアできれば、中小企業基盤人材確保助成金の利用ができます。
助成額はこちらの助成金のほうが大きいですが、当然、支給要件や手続きに違いはありますので、詳しくはハローワーク等に問い合わせて確認してください。
そしてこの中小企業基盤人材確保助成金も4月から大きく変わります。
助成対象事業所が限定されてしまいます。(PDF資料参考)
対象が成長分野に限定され、他の分野の事業所は3月31日までに改善計画を提出しなければ受給はできません。
今からの手続きでは3月中に提出まで行うことは困難であり、残念ながら実質、もう受給はできないということでしょう。
この助成金の利用を考えていた方には少々ショッキングなことかもしれません。
育児休業取得促進等助成金も3月にて終了します。この助成金は早くから3月にて終了が公表されていた助成金です。(PDF資料参考)
助成金は予算がなくなれば終了してしまうので、利用可能なときに、タイムリーな手続きが必要だと改めて感じさせられました。
PDF資料はそれぞれ厚生労働省ホームページによる。